木材の選び方

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・木材の選び方

木材のグレードとは? 等級の見分け方と選び方

 木材には「グレード(等級)」があり、節の有無や希少性などによって評価が分かれます。
グレードが高いほど見た目が美しく、価格も高くなる傾向があります。

木材のグレードを左右する主な要素は以下の通りです:

  • 節の有無: 節が少ないほど希少で高価になります。
  • 芯持ち・芯去り: 芯持ちは木の中心を含むため構造材向き。芯去りは反りが少なく安定性が高く、仕上げ材などに使われます。
  • 板目と柾目: 板目は山形や筍状の模様が現れ、表情豊かです。柾目は木目が平行に出る高級材で、割れや反りも起きにくい特徴があります。

天然木は一本ごとに個性があり、それぞれに魅力があります。
「目合い」「目通り」「色味」「艶」「肌目」「素性」「カスリ模様」など、ぜひ自然が生んだ多様な表情を感じてみてください。
木材をより深く知ることで、もっと好きになっていただけると思います。



木材のお見積もりと選び方|用途別に最適な木材をご提案

ご希望や用途に合った木材を選んでいただけるよう、田中製材所ではお見積り時にメールやお電話で丁寧なヒアリングを行っています。
お見積もりは無料ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

▶ お見積りはすべて「荒寸(未加工寸法)」でご案内します。

木材は用途や好みによって適した種類が異なります。以下の特徴を参考にご検討ください。

  • 柔らかい木材(加工しやすい): 軽量で扱いやすく、ささくれが少ない反面、キズがつきやすい。
    【杉、銀杏(イチョウ)、桐(キリ)、クロマツなど】
  • 硬い木材(耐久性重視): 重くて加工はやや難しいが、キズや衝撃に強い。
    【ウリン、イペ、アピトン、欅(ケヤキ)、樫(カシ)、ナラ、タモ、栗 など】
  • 中間タイプ:米ヒバ(ベイヒバ): 国産ヒノキに近く、やや硬めで加工しやすいバランス型。
    特に彫刻や内装材など、幅広い用途に人気です。

米ヒバはもともと含水率が低く、生材でも軽量で扱いやすい木材です。
国産材と比べても加工のしやすさと耐久性のバランスに優れており、社寺建築や彫刻用としても重宝されています。

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・天然乾燥材(AD)*Air Dry

KD材・AD材・生材の違いと田中製材所のこだわり

 KD材(人工乾燥)は機械で強制的に乾燥させるため、施工後の狂いや歪みが少ない一方で、繊維が傷みやすく、年数とともに強度が低下する傾向があります。

高温乾燥では木の繊維が断裂し、稀に破断することもあります。
そのため当社では、以下の木材のみを取り扱っております:

  • 生材(Green材): 含水率25~30%前後。加工後に自然乾燥が必要。
  • AD材(Air Dry / 天然乾燥材): 含水率20%以下。時間をかけて乾燥させることで、木本来の強度と耐久性を保ちます。

※KD材(Kiln Dry / 含水率9~13%以下)は、当社では取り扱っておりません。

AD材は反りや狂いのリスクがゼロではありませんが、最も長寿命かつ構造強度の高い木材とされています。

昔の家が「隙間風が入る」と言われるのは、生材で建てたため。
ただし当時は施工期間が長く(約1年)、建築中にある程度乾燥が進んでいたとも言われています。

◆乾燥期間の目安:
・5寸板:3~5年程度
・尺盤以上:8~10年程度(倉庫保管)

●参考:赤身部分の含水率
・桧:約42%
・杉:白太混入で最大130%
・松:約80%
※削り代は最低5mm(板厚12~21mmは4mm)。それ以下は保証対象外です。
※製材機の仕様上、厚み12mm未満の加工は不可です。

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※危険 ウッドデッキ・浴室スノコ・浴槽についての注意事項

米ヒバの正しいお手入れ方法と注意点

米ヒバは檜(ヒノキ)科の木材で、表面が繊細なため、たわしやブラシで擦ると毛羽立ちが生じ、
濡れると非常に滑りやすくなり、転倒のリスクが高まります。

日常のお手入れは、乾いた雑巾または濡れ雑巾で拭く程度にしてください。
ブラシ類で擦ることは避けましょう。

一度毛羽立った表面は元に戻りません
修繕したい場合は、ヒノキと同様に、カンナ(鉋)で削り直す方法が推奨されます。

● 滑り止めや保護を重視する場合は、フッ素系などのコーティング剤を使用すると耐久性が向上します。
ただし、香りや木の風合いを楽しみたい場合は、コーティングは避け、全面を均一に削り直すことをおすすめします。

● 施工後しばらくして滑りやすさが出てきた場合も、雑巾での清拭または軽い削り直しでメンテナンス可能です。

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 次はベイヒバの

グレードをご紹介

等級別で単価が違います。どうのようなランクがあるのか、ご確認ください👆

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