米ヒバ材は節の有無によって、「無節・上小・小節・一等白太なし・一等」の5段階の等級に分けられます。用途やご予算に合わせて、最適なお見積もりを承っております。
米ヒバは高地産の天然木が多く、国産材のような枝打ちがあまり行われないため、基本的には「死節(しぶし)」が中心となります。※生節(いきぶし)は極めて少数です。
📏 厚みで変わる「節抜け」のリスク
節の欠損(節抜け)は、板の厚みによって発生率が大きく異なります。
【天然無垢材ならではの個性】
白から黄味を帯びたもの、赤・紫・青筋が差すものなど、色合いの変化や光沢感(杢目)は個体ごとに異なります。「同じものは二つとない」、自然が生んだ唯一無二の表情をお楽しみください。
【無節(むぶし)】 節がまったく無い、最高級の美しさを持つ等級です。
📐 化粧面の数によるお見積りの違い
用途や使用箇所により、見える面(化粧面)の数が「1面・2面・3面・4面」と異なり、それに応じて単価も変わります。無駄なく最適な材をご提案いたします。
【主な用途】
和室や建具などの一般住宅用造作材、神社仏閣、お風呂、カウンター材、高級まな板など、美しさと質感が重視される場所で幅広く選ばれています。
※木は自然の産物ですので、節はなくとも色ムラや「カスリ」が入る場合がございます。それもまた天然無垢材だけの個性としてお楽しみください。
※節の大きさは製品のサイズによっても異なる為、必ずしも下記の通りではありません。
●上小 Bランク (上小~無節・AD材)
含水率20%以下
節の大きさや数により、さらに4つの細かな基準に分類してご提案しております。
📏 節の入り方のイメージ(上小節など)
例えば幅180mm以下の材であれば、死節・生節を問わず「約1cm以下の小さな節が、2mにつき1個程度」といった、目立ちにくい割合のイメージです。
【主な用途】
社寺やマンションの造作材として使われるほか、一般住宅では門材、押入れ、納戸、脱衣場、化粧室、子供部屋、二階の造作材など、実用性と美観を両立させたい箇所に最適です。
※木は自然のものですので、色ムラや「カスリ」が入ることもございます。天然素材の風合いとしてお楽しみください。
●小節 Cランク(上小~小節・Green材)
含水率25%前後
【小節(こぶし)】 節が適度に含まれる、コストパフォーマンスと実用性に優れた等級です。
📏 節の入り方のイメージ
例えば幅180mm以下の材であれば、「約3cm以下の節が1m間隔に1個程度」、加えて「1cm以下の小さな節が複数点在」するような表情豊かなイメージです。
【主な用途】
塗装を施す塀の材料や、屋根の破風板(はふいた)などの化粧材に最適です。また、神社の鳥居材や、埋め木処理を施す寺院の材木としても選ばれています。
※青色の筋など、天然木特有の色が入る場合があります。
※枚数が多い製品の場合、全てを小節で揃えることが難しいため「上小〜小節混じり」となる場合がございます。
※木は自然の産物ですので、色ムラや「カスリ」が入ることもございます。天然素材ならではの風合いとしてご理解ください。
【一等白太なし(赤身)】 節の程度は一等材と同等ですが、腐りやすい「白太(しらた)」を排除した、高耐久な実用グレードです。
🛡️ 屋外・水回りに「赤身」を推奨する理由
木材の白太部分は、雨の当たる場所では腐りやすい性質があります。そのため、ウッドデッキ等の屋外利用には、腐りに強く耐久性の高い「赤身のみ」の使用を強くお薦めいたします。
【主な用途】
コストを抑えたデッキ製作、濃い色の塗装(キシラデコール等)を施す外装、納戸などの隠れる場所のほか、船舶材や車両の荷台といった高い耐久性が求められる現場で活躍します。
米ヒバの豆知識:
米ヒバは元々白太が少ない樹種であり、その性質自体が外部利用に非常に適していると言えます。
※木は自然の産物ですので、色ムラや「カスリ」が入ることがございます。あらかじめご了承ください。
●一等材 Eランク (Green材)
含水率25%前後
【一等材】 強度的に全く問題のない範囲で、大小の節や白太が含まれる、建築の基礎を支える最も一般的な等級です。
🏠 住宅を支える「主要構造材」として
土台、柱、棟(むね)、桁(けた)、梁(はり)といった構造躯体をはじめ、屋根材・床材・壁材などの下地材(羽柄材)として幅広く使用されます。
プロのこだわり:芯持ちと芯去りの使い分け
【仕様上の注意点】
● 雨に当たらず、白太が腐食する心配のない箇所での使用を前提としています。
● 一等および小節はGreen材(生材/含水率約25%前後)でのご提供となります。
※天然木のため、色味の違いや「カスリ」が入る場合がありますが、構造上の強度には影響ありません。