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米ヒバの節の特徴と等級について

 米ヒバの木材には節の有無による等級分けがあり、無節・上小・小節・一等白太なし・一等の5段階でお見積もりを承っております。

米ヒバは国産材と異なり、枝打ちがされていない高地産の木が多いため、基本的には死節が中心です。
稀に生節も見られますが、それは非常に少数です。

節の抜け(欠損)が起きるかどうかは、板の厚みに大きく影響されます。
25mm以下の厚みでは、加工中に節が飛ぶ可能性が高く(約7割)
30mm以上であれば、節抜けはほとんど起きません

また、天然木ならではの個体差も魅力のひとつです。
・白〜黄色味の違い
・赤や紫、青筋などの色合いの変化
・木目の個性や光沢感(杢目)
これらすべてが、天然無垢材の面白さであり、「同じものは二つとない」価値としてお楽しみください。

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【節が入らないもの】(芯去り材)


無節 Aランク  (AD材)含水率20%以下           

節がまったく無い物です。

※用途や使用箇所によって、化粧面が1面・2面・3面・4面 と化粧面の数によって単価が異なります。

【和室や建具等 一般住宅の造作材・神社・お風呂・カウンター・まな板・等で使われます。】

※木は自然のものですので、色やカスリが入ることもあります。



【小さな節を含むもの】 化粧材(芯去り材)


節の大きさは製品のサイズによっても異なる為、必ずしも下記の通りではありません。

 

上小 Bランク  (上小~無節・AD材) 

  含水率20%以下  

節の大きさや数など、4種に分類しております。

例:180幅以下ですと、死節・生節問わず、約1cm以下程の節が2mに1個ぐらいの割合のイメージです。

【社寺の造作材・マンション造作材などで使われます。】

 また一般住宅では、門材・押入れ・納戸・脱衣場・化粧室・子供部屋・二階造作などでもよく使われます。

 ※木は自然のものなので、色やカスリが入ることがあります。



【小さな節が入るもの】 (芯去り材)

小節  Cランク(上小~小節・Green材) 

  含水率25%前後      

例:180幅以下の木ですと、死節・生節問わず、約3cm以下の節が1m間隔に1個ぐらいの割合、1cm以下の節が複数点在しているイメージです。

青色の筋など、色が入ることがあります。

塗装処理を施す塀の材料や破風板等の屋根の化粧材として使われます。

(枚数が多い製品は小節ばかり揃わない為上小~小節・小さいサイズの木材は、上小~ムジになります)

 変わった所ですと、神社の鳥居材や、埋め木処理を施すお寺の材木等でも使って頂けます。

※木は自然のものなので、色やカスリが入ることがあります。

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【節が入るもの】 (並材芯持ち・芯去り材込み)

一等白太なし   Dランク  (Green材)
  含水率25%前後

節の程度は一等と同じで白太のみ外したもの。(赤身)

【主に安価なデッキを造る、濃いキシラデコール等で塗装するなど、納戸等見えない場所での使用等・船舶等・車両荷台等。】

ほとんどの樹種において、白太は雨等当たる場所では腐りやすく、米ひばも例外ではありません、デッキ等屋外での使用にはお勧めできません。

赤身のみお薦め致します。

米ヒバは元々、白太が少ない木で、その点でも外部に向いていると言えます。

※木は自然のものなので、色やカスリが入ることがあります。

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【節が入るもの】 (並材芯持ち・芯去り材込み)

一等材  Eランク (Green材)

  含水率25%前後

強度的に全く問題ない程度で大小たくさんの節があり、白太等も混入有り。

【主に住宅の主要構造材に使われます,土台・柱・棟・桁・梁等また屋根材・床材・壁材等羽柄材。】

(雨に当たらず、白太の腐食の可能性がない場所にて使用します)  

棟・桁・梁などは強度を出す為芯持ち材。

芯持ちの柱は、曲がって鴨居が下がり戸が開かなくなったり、曲がった木に引っ張られ、壁が割れて壁から雨漏りするのを防ぐ為、芯去り材を使います。

AD材は上小や無地のみで、一等や小節はGreen材(生材)になります(含水率約25%~30%前後)

※木は自然のものなので、色やカスリが入ることがあります。

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米ヒバ用途・比重についてはこちら
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