ベイヒバ(米ヒバ)は、北米産の高級木材で、社寺建築材や家具材として多く使われています。別名「Yellow cedar(イエローシダー)」とも呼ばれ、その美しい木肌と耐久性が高く評価されています。
米ヒバ(Yellow cedar)は、南部アラスカからカナダのブリティッシュコロンビア州、さらにアメリカ・ワシントン州沿岸部など、海抜900m前後の標高地帯に自生しています。
特徴として、寒冷地で育つため『含水率が低く軽量』で、加工性にも優れています。
色味は淡黄褐色で、アラスカ産はやや白っぽく、カナダ産は黄色みが強いのが特徴です。”青森ヒバに似た外観”から日本では『米ヒバ』と呼ばれていますが、実際はヒバの仲間ではなくヒノキ科に分類されます。
硬さは国産ヒノキの赤身部分と同程度で、『彫刻材・社寺建築材・家具材・内装材』として幅広く使用されています。
また、米ヒバには低毒性の『ヒノキチオール成分』が含まれ、『防腐性・防蟻性・防カビ性』に優れています。
”ベイヒバは、北米の厳しい自然環境で育まれた、淡く柔らかな色味と、きめ細かい美しい木目”が魅力です。 その清らかな木肌と穏やかな存在感は、”住宅空間に静かな美しさと心地よい光の広がり”をもたらします。
”田中製材所(島根県大田市)”では、”ベイヒバ無垢材の販売・加工・カット対応”まで行っております。”DIYユーザーからプロの施工業者様まで”、お気軽にご相談ください。
ベイヒバ(米ヒバ)の色味は、部位によって異なる特徴があります。 ”辺材(白太部分)は白色に近く、芯材(赤身部分)は淡い黄色”が特徴です。
”芯材(赤身部分)は、淡黄色で軽量ながら弾力性があり、肌目(木目)が非常に細かい”のが特長です。
”仕上がり面は滑らかで美しく、加工性・材の安定性・耐久性・防腐性能(特に赤身部分)にも優れています。”
このため、米ヒバは古くから”社寺建築材、庫裡、本殿、神楽殿、鐘楼、方丈、客殿、東司、講堂、欄干、広縁、納骨堂、門塀、鳥居、看板材”など、”幅広い用途で使用”されてきました。
”全国各地の著名建築物にも納材実績”があり、特に有名な例では”香川県の金刀比羅宮(ことひらぐう)”や、”島根県の出雲大社(遷宮事業)”などにも、当社の米ヒバ材が採用されています。
”ベイヒバは「耐久性があり、長寿命で、美しい仕上がりを求める建築現場に最適な木材」”として、多くの現場でご指名いただいております。 寸法やカット加工も対応可能ですので、”ご希望のサイズ・用途に応じたご提案*が可能です。
従来は”社寺建築用材としての利用が主流だったベイヒバ(米ヒバ)”ですが、近年では”高級住宅用木材としても注目”されています。
当社(田中製材所)での”長年の調査・研究の結果、米ヒバは日本の多湿な気候風土にも非常に適している”ことが分かりました。
特に、”耐久性・防腐性・防カビ性に優れている”ため、現代の住宅建築においても安心して使用できる”高級無垢材”です。
私たちはこの”米ヒバ材の持つ本質的な美しさと機能性”を生かし、”住宅の床材・壁材・天井材・造作家具材・キッチンカウンター材”など、”さまざまな住空間向け用途でご提案”しています。
また、”米ヒバ特有の明るい色味とやわらかな木肌、心地よい香り”は、住まいに”自然素材ならではの温かみと癒しの空間”をもたらします。
”自然素材とともに、心が落ち着く空間づくり”を。 ”島根県大田市の田中製材所が、厳選した米ヒバ無垢材を全国へお届けします。”